概要
昨年からの仕事の成果をなんかの形にしたいと思い、とりあえず資格をとってみることに。
仕事でクラウドを使えたのは正味2ヶ月くらいなので、初心者もいいところ。ちょうどAzureの初心者資格が無料で受けられるという話をどっかで目にし、これ幸いと受けてみた。
しかし仕事ではメインでAWSを使うので、それに相当するCloud Practitionerも受けることにした。
PearsonのオンラインCBTで受験することができるので、家から一歩も出ることなく2つも資格を取ることができた。出不精の私にとっていい時代になったものだ。
結果的にはどちらも9割近くで合格できたので良かった。次は4月くらいまでにSAA、来年度中にSysOps取りたいなー
まとめ
共通
- 大きめの布を持っておくといい。
- デスク周りの関係ないもの(2枚目のモニターとかスピーカーとか)を布で覆ってくださいと言われた。最初受けたときは準備してなかったので急いでベッドのシーツを外して使う羽目になった笑
- Pearsonのチェックは全部チャットでやり取り
- 準備に20分くらいかかるので少し早めにログインできるようにしたほうがいい
- 一回スマホで部屋と身分証明書の写真を撮ってアップロード→受験するPCに戻ってテキストチャットしながらカメラで部屋の全景とかデスク周り、腕になにかつけてないかとかをチェックする流れ。
- CloudPractitionerとAzure Fundamentalsはそれなりにかぶる所も多いので、一方を先に勉強してそれに相当するサービス名や訳語を当てはめれば大体なんとかなる。ただAWSのほうが少し突っ込んだ技術的な問題が多かった気がするので、これより上のレベルの試験ではもっとしっかり勉強する必要がありそう。
- 大きめの布を持っておくといい。
Azure Fundamentals
AWS Cloud Practitioner
- 無料バウチャーとかは特になし。普通に税込み12100円もかかる
- ちょっとむずかしい。そこそこ勉強していたつもりだったけど知らないサービスとかあった。問題数も多く、30分くらいかかった。
試験対策
基本はAWSならBlackbeltの資料を、AzureならラーニングパスのAzureの基礎を見て勉強。
あとは少しだけで良いので実際にサービスに触ってみる。VPC作って一通り設定してみたり、パブリックサブネットに踏み台作ってプライベートサブネット内のEC2にアクセスしてみたりといった感じでIaaS系のものは一回触らないとわからない気がする。
SaaS, PaaS系はどういうものかくらいを知っておけばなんとかなる感じ。設定項目が圧倒的にIaaSより少ないので資料眺めるだけで試験対策にはなる。
最後にWeb問題集を無料で公開してくれているサイトがあるので、ここの問題を一通り解いてみてから望みました。
頻出ポイントも抑えておくと良い感じ。例えば
- クラウド事業者とユーザーの責任分界点
- Elastic IPの課金対象(EC2が稼働していないとき)
- NACLとSecurity Groupの違い(NACLはルーターのファイアウォール設定、SGは端末のfirewalldみたいなイメージ)
- クラウドの設計思想(弾力性、フォールトトレラント、疎結合)
- well-architectedの5本の柱(運用上の優秀性、セキュリティ、信頼性、パフォーマンス効率、コスト最適化)
- SLAの考え方
- オブジェクトストレージの階層
とか。
自分的に間違えそうだったところ
Azure
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- AWS Abuse知らなかった。英語の意味からなんとか答えられたが、不正利用の報告するとこ。
- AWS Artifactが答えの問題が2問くらい出たのだが、微妙に表現が違っていて同一の答えで良いのかちょっと考えた。
- Amazon Macieがあんましっくり来てない。こういう個人利用で試すことの少ないセキュリティとかマネジメント系のサービス含めて幅広く出るのでちゃんと一通りサービスには目を通しておく必要がある。
- Macieの説明:developers.IOさんの記事