概要
私は小2のときからFFをやってきた生粋のFFプレイヤー。ナンバリングはもちろん、割とほとんどの外伝シリーズもプレイ済みである。
そんな私でも唯一やったことの無いタイトル、それがFF11であった。
中高生のときはお金がなくて月々金を払ってゲームするというのはできなかったし、大学生になってからはFF14始めてしまったので流石に2つも同時にMMOをすすめる余裕はなかった。
隙あらばFF11をやってやろうと思っていたのだが、FF14の情報発表会で次の大型パッチが今年9月からという案内があった。
丁度ボズヤも青魔も終わり凪に入ったところだし、やるなら今しかない!ということでFF11の無料体験を先日から始めたのであった。
ヴァナ・ディールに降り立ち15時間、FF11の洗礼を浴び続ける
登録の仕方やスクエニアカウントとの結びつけかたが分からなかったり、いざ初めて見ると解像度が荒すぎて4KにするもHUD小さすぎて見えなくなったり、箱コンさしても動かなかったりと、始めるまでも様々困難があった。
そしていざ始めてみたもののしばらくはマップの見方がわからずどこ行っていいんだがわからなかったり、ウィンダスの街が広すぎて迷子になったり、Seleleさんのミッション終わったあとどこからメインミッション進めればいいのか分からなかったり……。
最近ユーザーフレンドリーなぬるいゲームをやりすぎて緩んでいた私は、本格MMOの洗礼を浴び続けるのであった。いや、でも始めたばかりでミッション見ても
・ヴァナ・ディールの星唄
冒険者は知る、己の運命を……。
ヴァナ・ディールの運命を……。
しか書いてないんだからね!マジでちゃんと住人の話を聞いていかないと、次何していいのか分からなさすぎる。
FF14のメテオマーク追っていくだけでメインが進むのは今思えば凄い親切だったんだなあ。
とはいえ何も指針無しでこれを進めていくのはしんどい。ということでググってみると素晴らしい記事が!
丁度ウィンダススタートで序盤の流れを説明してくれている!これ幸いとこの記事をなぞりながらエミネンス・レコードを開放し、フェイスを開放し、どうやらこうやらウィンダスミッションを進めていくことができたのであった。
順調と思われた旅の矢先……
FF11始めたけどほぼ歩いてしかいない……。戦闘ほぼフェイス任せで戦ってる実感ない……。でも冒険してる感楽しい!位な感じでいつの間にかプレイ時間が15時間を突破。
次のミッションはウィンダス2-3「三大強国」。どうやら、船に乗って他の国に行くらしい。14で言うところの3国回るミッションみたいなものだろうか?
ウィンダスより東サルタバルタを駆け抜け、タロンギ大峡谷を超え、ブブリム半島へ。敵は同レベル帯なんでそんなに苦戦せずマウア入りまでは行けました。そう、マウラ入りまでは……。
マウラは予想外に人の多い街だった。人の密度が高いからだろうか、ウィンダスよりもずっと賑わっているように感じる。流れてくるログを見れば、補助魔法を掛け合う人や、謎の本を開き続ける人。
意気揚々と船着き場に向かう。ヴァナ・ディール時間で1時間でセルビナ行きの船が来るとのこと。おー船に乗るにもリアルに時間がかかるのかーと感心しながら、受付に話しかけて乗船!
……まさか移動手段たる船の上が死地となろうとは、ヌルゲーに慣れきった新米冒険者は予想だにしていなかった。
洋上の死闘!群がるとてもつよい骸骨たち!
セルビナまでは約10分で着くらしい。おー船に乗ってからもリアルに時間がかかるのかーと感心しながら(2回目)暇つぶしに船内を散策するLv25の白魔道士。
客室には何もなし。甲板に上がってみると魚類のモンスターがいた。調べてみると「同じくらいの強さ」とのこと。暇なのでこいつを倒してレベリングしておこうと、フェイスでいつものクピピ・ヴァレンラール・テンゼンという心強い仲間たちを召喚。
サクサクと魚を2-3匹狩ったところだっただろうか、リポップしてきたモンスターの様子がおかしい。時間が夜になったからなのか、甲板はいつの間にか魚ではなく骸骨に支配されていたのであった。
強さを調べてみると「とても強そうだ」。うーん流石に手を出すのはやめた方が……?と思いつつも到着まであと8分以上残っているのでこの時間を無駄にしたくない。
ということで、少し離れたところからケアルで釣って1体ずつ倒してみることにした。船長室横に陣取りケアルをスケルトンへ詠唱。戦闘開始!
流石にとても強いだけあって一撃が痛い。さっさとヴァレンラールに釣ってもらって、クピピに回復してもらいつつ、テンゼンが削る。私は軽く棍で殴りながら応援していただけだが、順調に半分くらいまでスケルトンの体力は減っていった。
しかし、このまま押しきれるかと思った矢先事件が起こる。スケルトンが範囲攻撃を連打してきたのである。それだけなら別に問題ない。私も仮にも白魔道士なので、クピピの3分の1くらいのHPSで回復ができるのである。体力も半分以下になってしまったので、いそいそと覚えたてのケアルⅡを詠唱し始めるが……、何故か詠唱が妨害される。
タゲ取ってないはずなのになんで?と思って焦っていると、何故か甲板真ん中くらいにいたはずの2匹目のスケルトンが船長室横まで来て私を殴りかかってきているではないか! なんで!?と再度思ったところ、見る見る間に減るHP。クピピさんがケアルⅢを詠唱してくれているが、一瞬赤くなったHP。するとなんともう1体遠ーくの方からスケルトンが来ているではないか!
もう勝てない!と思い急いで船長室に駆け込んでみるも船長はこちらに目を配ることすらなく気にせず舵を握り続けるし、スケルトンの魔法は扉を貫通して私に襲いかかる。
そして、そのままハゲタトゥーヒュームの白魔道士は、3体のとても強い骸骨に蹂躙されるのであった。
……あとから知ったのだが、骸骨たちは生命感知なんだそう。HPの減り具合に応じて感知範囲が広がるらしい。このように生命感知骸骨に嬲り殺されることはよくあるらしく、その恐ろしさを身を持って体験したのであった。
リベンジ!再びの定期船
更に、ここで私はミスをしていた。新しい街についたというのにマウラでホームポイントに触れていなかったのである。
絶望……。ウィンダスより東サルタバルタを駆け抜け、タロンギ大峡谷を超え、ブブリム半島へと、さっき書いたのと全く同じ文章が使い回せます。
また片道30分の道程を駆け抜ける羽目になった後、再びマウラに入り今度はすかさずホームポイントに触れる。そして迷うことなく船着き場へ向かい2度目のセルビナ行きの定期船を待つ冒険者。
少し待って再度の乗船。今度は骸骨には手を出さん!と心に決め、またレベル上げのために甲板へ躍り出る。えいやとプギルに殴りかかる白魔道士!……しかしまたも悲劇が。なんとフェイスを召喚し忘れていたのである!
そして、装備を更新していなかったせいなのか……。普通に同レベル帯のプギルにタイマンで殴り負けたのであった。
……タイトル通り2回洋上で死んだことにより3国に行く前に心が折れかけたものの、今度はマウラのホームポイントへテレポができる!ということで、迷うことなく500ギルを支払う。そして今、この日記を3度目のセルビナ行きの航路で大人しく客室に籠もりながら書き始めるのであった。
今回の反省
生命感知には気をつけろ
戦う前にフェイスは絶対出すべし
ちなみにこのフェイス出し忘れミスは何回もやることになるのだがそれはまた別のお話。
今更のFF11はこういった若干の理不尽さといい意味での面倒くささを思う存分味わわせてくれる。昔ながらの骨太RPGをやっている感じで大変懐かし楽しい。完全ソロでやってるのでMMO感は全然ないのだが、せめてメインシナリオクリアするくらいまではやろうかなと思います!