概要
今まで2年くらい500GBのPCIe3.0 m.2 SSDを使ってきたのだが、微妙に容量不足なのともっと速いSSDが欲しかったのでここ最近2TBクラスのSSDの値段をウォッチしていた。
Read 7000MB/s越えで2TBがあるラインナップということで大体この辺の商品の値動きを見ていたのだが、なかなかお安くならず。
まあPCIe5.0対応のが出るまで待ってもいいかと思っていた矢先、NTT-XのDMで衝撃の商品が!
全くノーマークだったADATA製のXPG GAMMIX S70の2TBが29980円、さらにクーポンで2000円引きの実質税込27,980円とのこと。
性能も確認してみたところRead7400MB/s、Write6800MB/s、IOPSも750K、1480TBの書き込み耐性、5年保証と特に欠点はなさそう。
XPG GAMMIX S70 PCIe Gen4x4 M.2 2280 ソリッドステートドライブ
なにより下位製品のS50がRead3000MB/s台で43,780円の所上位製品のこれが27,800円というのは超破格だったので、一もなく二もなく買ってしまったのである。
まとめ
- XPG GAMMIX S70はちゃんとスペック通りの性能が出る良い製品
- もしまた27800円で売っている機会があれば迷いなく買ってよいだろう。
- 付属のヒートシンクも許容できる性能
- PCIe3.0のSSD(HP EX950)と体感上は全く変わらないものの、確かにFF14ベンチのローディングタイムは30%くらい短くなっているっぽい。
あとはどれだけ長持ちするかであるが、そればかりは使ってみないとわからないのでしばらくシステムディスクとして使っていこうと思う。
さすがに激安だったのでもうこの商品は売り切れてしまっているが、現時点では間違いなく良い買い物であったといえよう。
レビュー、詳細なベンチマーク結果などは下へ
外観
メタリックでゲーミングなカラーリングの外箱。
ヒートシンクはシックで落ち着いたグレーシルバー色の小ぶりなもの。
M2のポートがグラボの真下なのであまり横方向の風通しは良くないが、トンネル型に風の吹き抜けが開いている構造。ちょっと設置条件的に冷えるのか心配だが、マザボ付属のやつに付け替えるのも面倒なのでそのまま使うことにした。
ベンチマーク
Crystal Disk Markの1GiBと8GiB。全体的に最新のSSDらしいスコアで尚且つデータサイズで大きな差は出ておらず、いい感じ。
FF14ベンチ(暁月、最高品質4K)のローディングタイム:
シーン#1 1.463sec シーン#2 2.961sec シーン#3 4.192sec シーン#4 1.792sec シーン#5 0.907sec 合 計 11.315sec
また、大体FF14ベンチ時の温度は65度くらいだったので、ゲーム中であれば定格の動作温度の範囲内である70度未満で運用できそうだ。
参考記録:HP EX950 500GBの結果も載せておく。そもそもPCIeの世代が違うので参考にもならないかもしれないが。 Crystal Disk Markの1GiBと8GiB。
FF14ベンチ(暁月、最高品質4K)のローディングタイム:
シーン#1 2.177sec シーン#2 4.462sec シーン#3 6.049sec シーン#4 2.497sec シーン#5 1.434sec 合 計 16.619sec
とりあえずFF14ベンチのローディングタイムは5秒くらい短くなったので、変えた意味はゲームをやるときにも多少出てくるだろう。いずれにせよこの値段で買えたなら大満足である。